上:本殿 ・ 左下:御朱印
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蛇窪神社 御由緒
(鎌倉時代・1272年)北条四朗左近大夫陸奥守重時は、五男の時千代に蛇窪に残って当地域を開くよう諭し、その後、時千代は、大森(大田区)に厳正寺(ごんしょうじ)を開山。
(1322年)武蔵の国(東京・埼玉)一帯が大干ばつに見舞われた際、厳正寺の第二世法密上人は、この危機を救うため、龍神社に雨乞いの断食祈願をしました。すると大雨が降り注ぎ、大危機を免れることができました。神恩にこたえて、蛇窪に神社を勧請し祀ったのが現在の蛇窪神社の縁起とされています。
かつてこの地に住んでいた白蛇が地元の人の夢枕に現れたことから、社殿横には弁天社の祠があります。白蛇様と龍神様をお祀りしていることから、巳が辰(身が立つ)=立身出世のご神徳があるといわれています。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
日本神話に主神として登場する神様。 女神と解釈され、高天原を統べる主宰神で、皇室の祖神(皇祖神)とされる。
伊勢神宮の内宮に祀られています。天照大神、天照皇大神、天照御魂神、天照大日孁貴、神明様、お伊勢様とも呼ばれている。古事記によれば、伊邪那岐神(イザナギ)が黄泉国から逃げ帰って禊をした際、左目をすすいだときに天照大御神が生まれたとあります。
月読命(ツクヨミノミコト)、須佐之男命(スサノオノミコト)とともに三貴子(さんきし)といわれ、諸神の中でも尊い神と言われています。
父 :いざなぎのみこと
母 :いざなみのみこと
弟 :つくよみのみこと
弟 :すさのおのみこと
狛犬と稲荷社について
蛇窪神社の狛犬はとても愛嬌があります。鞠に噛りついている、子供の狛犬ちゃんがとてもかわいい!左右の狛犬にじゃれ合う様子がとても躍動的です。後ろから拝見すると、ハート形のお尻がとてもキュート。たて髪と尻尾がとてもしなやかで、彫刻師のセンスが感じられます。
稲荷社のお狐様と弁天社の白蛇龍神様は真鍋勝さんという方の手造り。とても愛嬌があるお狐様です。向かって右側の口を開けて高笑いの白狐様がとっても微笑ましくて。ついついこちらも笑顔になりました。
蛇窪神社 御朱印
12日ごとに巡る十二支でいう「巳」(みのひ)の日、60日に一度の「己巳の日」(つちとみのひ)は、白蛇様の御縁日で最も縁起の良い日とされています。己巳の日は限定御朱印を配布しています。
地域に愛される蛇窪神社
撫で白蛇様と弁天社の独創的な白蛇龍神様に会いに行ったのですが、弁天社の白蛇様は工事中でお逢いできなかった為、本殿と稲荷社に参拝してきました。2020年12月頃まで、修復工事中のため弁天社と弁天池には立入りできないそうです。
白蛇の夢を見た日に蛇窪神社を参拝し大吉みくじを引き宝くじの1等が当選された参拝者が3名いらっしゃるそうです。
白蛇に夢をみたら、蛇窪神社へ直行ですね。白蛇の夢を見る事も貴重な気がしますが・・願をかけるだけでも効果が期待できそうです。
蛇窪神社は地元の氏子さんにとても愛されている神社との事。神社に隣接している商店街の街灯は白蛇のモチーフ。日中参拝だったので点灯した白蛇街灯の雰囲気は見れませんでしたが高い位置から白蛇に見守られている感じが素敵ですね。
蛇窪神社のキャラクターは「くぼっち」君。烏帽子をかぶり、神主さんの衣装を纏って大麻(オオヌサ)を持っています。こちらも愛らしいです。
60日に一度訪れる「己巳の日」(つちのとみ)の日にはご縁日(へびくぼ市)が開催されます。
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